幌加内高校、本日体育祭のため全く関係ないブログを書き下ろすの巻
外は吹雪でも、テンションは絶好調の生徒たち。
なぜなら、今日は体育祭だから。
もちろん、体育が嫌いな人もいることでしょう。
そんな生徒は無理してテンション上げなくてもいいでやんす。
自分が得意なことや苦手なことがあって「当たり前」。
幌加内高校だって農業高校ですので、工業や水産業に関しては全くの苦手分野です。
ん?あんまりフォローになってない?
まあ、いいでやんす。
本日は体育祭なのに、全く関係ないブログを書くことができる幌加内高校。
常に斜めの視点が、世の中と学校を面白くします。
こんにちは。幌加内高校ですが何か?
半袖王子の裏切り
極寒豪雪の幌加内で、半袖を着て登下校している姿が話題になってしまった幌加内高校の半袖王子。
わざわざ、テレビ局が追っかけをするほど、全くどうでもいいことがニュースになってしまい、一時はニュースどころかYahooのトレンドにもランクインしてしまった「半袖王子」という、かっこいいのかカッコ悪いのか分からない代名詞。
しかしながらTwitterではそれなりの人気もあったようです。
このやろう。一夜にして人気者になりやがって。
この日から、君は校内で「王子」と呼ばれているそうじゃないか。
世界各国に散らばる〝本物〟の「王子」に謝罪に行ってこい。
とまあ、王子へのクレームはさておき、今日は学校の体育祭だというのに、七分袖を着てきた君の暴露をしてあげよう、じゃないか。
世間では「面白い!」「かっこいい!」という意見が多い中、「あれってテレビ局のやらせでしょ」なんて、理解不能な意見も。
なんでわざわざこんな北海道の田舎まで来て、やらせの撮影をするものか。
そもそもそんなやらせを学校が許可するはずもない。
やらせはしないものの、内部暴露はする幌加内高校。
おい、王子。
なんで日常は半袖で登下校するのに、体育祭になると七分袖を着てくるものか。
君の、新陳代謝は一体まともなのか、異常なのか、次の健康診断でしっかり診断して報告したまえ。
引くに引けない状況をアシスト
全国でもニュースになり、Yahooのトレンドにもなってしまうと、引くに引けない状況になってくる所を、幌加内高校は見事なアシストで救ってあげましょう。
「彼、毎日半袖ではないからね」。
これが幌加内高校からの内部リークです。
いや、確かに新陳代謝はおかしいと思いますよ。
北海道の真冬で半袖って。
それでも、ブレザーを着て登校する日も、もちろんあります。
コートを着ているのはあまり記憶にありませんが、ブレザーくらいは羽織っている日もあります。
そもそも「半袖王子」が定着しすぎると、彼も意味不明な〝意地〟が勝ってしまい本当は寒いのに半袖で過ごされても困ります。
メディアの影響を意識しすぎても困るので。
人口1300人程度の町なので「彼、半袖じゃない!」と炎上することもありませんが。
ぶっちゃけた話
学校にもよるとは思いますが、北海道の学校内は基本、暖かい。
特に、極寒の幌加内での教室は、まるで常夏のワイキキビーチのような暖かさが充満しています。
ですので、学校内で半袖の生徒は彼以外にもたまにいたり、部活の帰りなどでも半袖短パンで帰宅する生徒もいます。
こちらの動画は香港のメディアニュースでもシェアされて話題になったほど。
うちのエース「半袖王子」を出し抜いて、海外で話題になるとは。
では、君にも称号を与えてあげようではないか。
「半袖短パン皇太子」
よし。次はこれで行け。君は皇太子の称号を手にしなさい。
王子になるには、まずは皇太子から始めなさい。
王子と皇太子が在籍するとなると幌加内高校も世界的に有名な高校になりますな。
とりあえず
本日の幌加内高校は、体育祭一色のため体育館の中は半袖王子が増えています。
教員メンバーも狩り出され、全校生徒40名の体育祭は大人も高校生もごちゃ混ぜ状態。
普段運動をしない教員の方々も、明日の筋肉痛でせっかくの休日が水の泡。
これは労災を申請してもいいレベルかもしれません。
これだけ大雪であっても、これだけ大荒れの天気であっても校舎内と体育館は北海道のお弁当屋さんの「ほっともっと」よりもホットな暖かさがあります。
今週のニュースは幌加内が各局ジャックしましたが、大雪の次は大寒波で-35℃になる時でしょう。
冬は大雪か極寒でテレビやネットニュースを賑わす幌加内。
「うわー、こんなところ寒くて住めないー」
なんて声も聞こえてきそうですが、北海道の室内はどこもホットです。
誰が好き好んで一晩中、冬の外にいるもんですか。
天候が荒れる日ももちろんありますが、晴れた日の雪景色は美しい。
雪国の醍醐味はこういうところなんです。
これを味わうと、たまらないものですよ。
と、最後に少しだけポジティブに締めておきましょう。
でわでわ。