幌加内高校はクリスマスパーティーのフライングが毎年横行している
まずはクリスマスをwikipediaで調べてみました。
wikipediaは最強です。
どんなことでも答えてくれます。
今回も調べてみると、そこにはキッチリとこう書いてあります。
「毎年12月25日に祝われる」
そんなキリストの教えに背向いて、幌加内高校では昨日12月20日にクリスマスパーティーが盛大に行われました。
歴史のルール完全無視。
世界の皆様メリークリスマス。幌加内高校ですが何か?
世界一早いクリスマス
かつて、政治家の「なんとかさん」は言いました。
「一番じゃなきゃダメなんですか?」
ダメです。ダメなんです。
幌加内高校は世界で一番早くクリスマスパーティーをやりたい高校なんです。
一番じゃなきゃダメなんです。
世界に二番目に早いクリスマスパーティーはパーティーと呼びません。
と、政治家いじりは置いといて、幌加内高校のクリスマスパーティーは世界でもダントツ早い開催でしょう。(以下、クリパと省略)
それも、学校でクリパを行い、ほとんどの生徒が寮生活なので寮でもクリパを行うクリパの乱立。
もはや爆雪王国の幌加内では毎週クリパをやってもバチが当たらないのではないかと思うほど、日本一クリパの似合う町です。
そもそも、クリパが早い理由は12月25日にはすでに冬休みなので生徒がいなくなること、調理実習の授業が多い学校なのでクリパを絡めて調理ができること、多くの生徒が寮生活なので寮で楽しむイベントであることなどが、世界一クリパの早い理由です。
クリパの勘違い
彼の信仰は何なのか聞いたことはありませんが、明らかな間違い方の祈り方であることは容易に想像できます。
クリパでここまで真剣に祈りを捧げれる彼は、きっと家族や学校の友達、そして学校職員への感謝と幸せを祈って行っている行為だと思います。
幌加内高校ではキリスト教についての授業はないので、正すことはできませんが、立派な信仰心はきっと神様に届くことでしょう。
こんな親切な生徒は全教科オール5でもいいとは思いますが、すでに卒業間近ということもあり、今更オール5をもらってもあまり意味がないので、オール5の贈与は無しということで。どんまい。
続いてはこちら。
クリパだというのに、誰よりもお赤飯を食べた彼。
ローストビーフ、フライドチキン、グラタンなどクリパに合わせて色々な欧風料理がある中で、和食であるお赤飯への欲求と、お赤飯を愛してやまない愛情は天皇陛下も大喜びです。
〝西洋のお祭りなのにお赤飯ばかり食べるなんて、なんて愛国心の強い生徒だ〟
きっとサンタさんはこう感じるに違いありません。
クリスマスの夜にはベッド脇に掲げられる靴下に、山盛りのお赤飯を詰めてくれることでしょう。
なんて幸せな生徒でしょうか。
羨ましい限りです。
クリパしてから3日問題
さて、幌加内高校でクリパをしてから3日間は学校がある由々しき問題。
クリパの後に3日も学校があるなんて、欧米では考えられません。
グローバル社会に突入し、これからグローバルな人材育成を行うという文科省の教育方針はどこへ行ったのでしょうか。
クリパ後の3日間なんて、生徒もウキウキしてまるで授業の内容が頭に入ってこない。
365日の中で一番授業が浮つく3日間です。
学校の職員室ですらクリスマスミュージックのBGMが流れていそうな空気感だと言うのに。
とは言うものの、残りの3日間では今年最後の授業を終わらせ、寮や学校の大掃除を行い、一年の締めくくりへと突入します。
学校の職員は、残りの3日間で生徒へ対する仕事を終わらせて、教員によってはそのまま冬休みに突入。
教員によっては、冬休みにも学校へ来て、残っている業務を終わらせます。
教員は生徒のいない学校の方が、他の仕事が捗ったりすることもありますし、気持ちも少しばかりオフモードで仕事ができるので捗りやすいこともあるでしょう。
他の学校の教員さんもこのブログを読みながら〝うんうん〟と頷いているのではないでしょうか。
と言うことで
毎年クリパのフライングが横行している幌加内高校の内部リークです。
こちらのリークを行うことで、様々な批判があることを覚悟しています。
「クリパのフライングは幌加内高校と言えども流石に見過ごせない」
「12月24、25日以外のクリパはクリパではなくクリパもどき」
そんな声が届くかもしれませんが、幌加内高校には生徒を守る義務があります。
「幌加内高校のことは嫌いになっても、幌加内高校の生徒のことは嫌いにならないでください!!!!」
そうです。
クリパのフライング問題について、生徒に一切の責任はありません。
フライングをしているのは幌加内高校であって、生徒がフライングしているわけではないのです。
クレームは全て学校に電話して校長先生に言ってください。
どうかそんな幌加内高校ですが、2023年もよろしくお願いします。
いや、2023年だけとは言わず24年も25年もどうせなら2500年くらいまでついでにお願いしておきます。
ではまた来年。
おわり。