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幌加内は逃げない

「幌加内は逃げない。逃げるのはいつも自分だ」

高橋歩さんの名言をあたかも幌加内町の名言のようにもじって、軽快に使いこなしています。

なんか少し気に入ってるんです。

「幌加内は逃げない。逃げるのはいつも自分だ(2回目)」

こんにちわ。幌加内高校ですが何か?


ロックダウンとは幌加内のためにある言葉

コロナウイルスの影響で世界中で一気に認知された〝ロックダウン〟という言葉。

今でこそ多くの人々が周知する言葉になりましたが、本来は幌加内の為に使われるようになった言葉です。

今年最大の嵐がやってくると煽りに煽られて、幌加内にある学校という学校は全て休校となりました。

勢い余って大学まで休校にしましたが、冷静に振り返ると幌加内に大学はありませんでした。

学校の休校をお知らせするだけで各方面からコメントが来るのは幌加内高校のアカウントぐらいでしょうか。ありがたい。実にありがたい。

お礼と言っちゃ何ですが、幌加内高校の校歌の歌詞の一部をプレゼントさせていただきます。

〝苦難の波を 越ゆるは誰ぞ 学びし正義に 強く生きよ そわに忘るな 我らの使命 幌高生よ 共に進まん〟

みなさんお気づきでしょうが3番目の歌詞です。


嵐は活動休止なのに

2020年で活動を休止したアイドルグループの「嵐」。

彼らが活動を休止したのに、幌加内へ降り立った冬の嵐はとても町民のアイドルとはいかないようです。

嵐のコンサートのようにテンションの高い嵐が幌加内を飲み込み、まるで亡くなったジャニーさんが「YOUやっちゃいなよ」と天国から幌加内にメッセージをくれているようです。

矢沢永吉さんだって日産のコマーシャルで言っているじゃないですか。

「やっちゃえ幌加内」って。

言われなくてもやりますよ、幌加内は。

なぜなら試される大地北海道の中でも究極にサバイブな町ですから。


逃げたくても逃げれない

「幌加内は逃げない」

と、かっこよく言い放ってみたものの、本音を言えば「逃げれない」とでも言いましょうか。

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はい。北も南も西も東も行くことができません。

この状況で外に出るとは、もはや戦場に丸腰で突入すると同じこと。北国のホワイトアウトは南米のジャングルに放り込まれるよりも危険な状態です。

息ができません。前が見えません。寒さで意識が無くなります。車は雪で埋まります。

これがホワイトアウトです。

幌加内は逃げないのではなく、幌加内から逃げれないのです。


もうお試しはいらないかもしれない

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誰が言ったか北海道の名言。

「試される大地北海道」。一説では「試される大地幌加内」が始まりで、気がつくと北海道が横取りしていたなんて話もありますが、幌加内の町民は心と家が広いので気にしません。

日本一人口密度が低い町ですから。そんなことでは怒りませんよ。

ただ、もうそろそろお試し期間は終わってもいいんじゃないかと思う今日この頃。

何を持ってこんなにも幌加内を試したいのか。

何を持ってこんなにも北海道の自然は厳しいのか。

大泉洋が北海道を捨てて、大都会東京に進出した理由の裏側には「もう試さなくてもいいじゃないか」という弱気な一面があったからではないでしょうか。

北海道のスターであることは間違い無いですがね。


フォロワーのみなさんへ

最近少しずつ感じていたことですが、幌加内高校のツイッターアカウントの質問ボックスが大喜利化していませんか?

大喜利化というよりも、質問ボックスで楽しんでもらっている感じでしょうか。

町としては、ツイッター上であっても関係人口が増えてくれたら嬉しいので、大いに絡んでもらって結構ですが、プライベートな質問はできれば控えてもらえるとありがたいです。

「あいつの枕、ニトリらしいぞ」

そんな噂が町内で出回ると、おちおち夜も眠れません。

ぐっすり寝てるけど。


ということで。

「我こそは」と、名乗り出る勇気のある者はいますぐ幌加内へ。

ロックダウン全開の町、幌加内へいらっしゃい。

地域おこし協力隊として来るも良し。

幌加内でそば打ちの修行をして巣立つのも良し。

幌加内は逃げません。

逃げるのはいつも自分だ。

え?別に逃げているわけではない?

あ、そうでしたか。まあ、どっちでもいいですが、ロックダウンが解けたら遊びにきておくんなせぇ。

明日か明後日には解けるでしょうからね。

じゃ、またね!