勉強の秋、芸術の秋、食欲の秋、実りの秋、そして幌加内の秋
本日は中学生向けのオープンスクールも中止になり、寂しさと悲しさ全開の幌加内高校です。
秋は色々なイベントがあります。(コロナがなければ)
幌加内の町中も新そば祭りが中止、高校もオープンスクールが中止。
それでも秋はやってくる。秋は待ってくれない。
こんにちわ。幌加内高校ですが何か?
秋が一番つまらない幌加内
「つまらない」と言ったら少し語弊がありますね。
むしろ、春、夏、冬の楽しさが故に、秋のインパクトが少し寂しい幌加内。紅葉はするものの、もう少しだけ赤色が欲しいかなと思う人間の欲求でしょうか。
高校生にはあまり深く刺さらない、紅葉という大人の嗜み。そもそも紅葉を楽しめるようになるのは、車の運転をするようになってからかもしれません。
さて、景観としては春、夏、冬が見どころの幌加内ではありますが、秋には秋の楽しみがあるのが幌加内高校です。
春には畑に残る雪を除雪し、土をならします。夏に様々な作物を教員と共に育て、秋に入るにつれ、様々な収穫ができるようになります。そして幌加内高校では「秋の収穫祭」が行われます。
誰が言ったか「勉強の秋」
秋だろうが、冬だろうが、春だろうが、高校生である以上、勉強をしなさい。
そんなことを言うと様々な方面から叱咤激励の嵐で怒られるかもしれませんが、幸いにも炎上するほどフォロワーも多くないので、とりあえず学校のブログを使ってもう一度言います。
秋でも冬でも夏でも勉強しなさい。
まあ、高校生=勉強とは言いませんが、大人も常に学びが必要な今の時代。幌加内に来て色々と老若男女、学んでください。
そば打ちとか、そばの食べ方とか、そばの育て方とか、そばの品種とか、そばを使った食べ物とか。
って、「そばのことばかりやないかーい!」と、聞こえないツッコミがどこからともなく関西弁で聞こえてくる幌加内。もしかしたらテレパーシーでしょうか。
まるで、いつもあなたのそばに幌加内があるように感じませんか?
蕎麦だけに。なんつって。
つまんな。
今年もコロナの秋
相も変わらず絶好調の幌加内高校ですが、今年度もコロナの秋を味わっております。まあ、幌加内高校だけではないのでしょうが。
昨年もコロナの秋を通り過ぎ、今年度も味わうコロナの秋。去年と少し違うのは、今年はワクチンを打っている人が多くいるということくらいでしょう。
高校だけではなく、会社もそうなのかもしれませんが、さすがに2年もコロナの影響で色々なものごとに制限がかかりました。
むしろ生徒によっては、これが普通の高校生活になっている人も少なくないでしょう。もはや高校生活の3分の2がコロナ禍の影響を受けているのですから。
ある程度、状況が落ち着いたとしても高校生活でマスクなしの生活をすることがなく卒業してしまうかもしれません。
しかし「食欲の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」「コロナの秋」と語呂を並べてみるとどうでしょうか?少しはコロナもポジティブなワードに変換された気がしませんか?
気のせいか。
秋は冬のウォーミングアップ
秋の入り口に差し掛かっただけだと言うのに、すでに冬の話をしたがる幌加内。なんせ、冬のワイルドさを語れば右に出る町は秋田県の酢ヶ湯くらいでしょうか。
毎年、国内の積雪量を争う幌加内のライバル町です。
まるでホームラン王を争う、大谷選手とゲレーロみたいなものです(9/13日現在)
北国の人からすると、秋を味わっている間に冬がやってきます。秋は冬の前哨戦みたいなものなんです。我々、北の国の人々は秋の寒さを体の芯まで感じながら冬の準備をします。
南国で生活をしている人は、ビーチでゴロゴロしながらヤシの木になっているココナッツを飲んでいると、気がつくとなんとなく冬になっているかもしれません。(なわけあるか)
しかし北国ではそんな呑気なことを言ってられません。
子供のために家の庭に貼ったテントは、父親が一人寂しく片付けをしなければいけませんし、つい2ヶ月ほど前に出したばかりの夏服は再び母親が来年の夏までタンスの中に押し込めます。
北の国で生活をするということは、ビーチでのんびりしている暇などないというわけなのです(南国の人に謝れ)
そんなこんなの幌加内の秋
日本で一番秋が早いのは都道府県の中で北海道が一番早いことでしょう。春が来るのは一番遅いくせに、秋だけは早い北海道。
いいのか悪いのかはわかりませんが、北国とはそういうものです。
しかしながら秋の味覚は、豊富に取り揃えております。嘘だと思うならこちらから確認してみてください。
ふるさと納税は節税になるので、お金が余って仕方ない人はぜひご活用ください。
と、結局いつものごとく上手くふるさと納税でまとめに入ろうとしている幌加内ですが、幌加内と言わず、北海道では秋の美味しさが溢れる季節に入ってきます。
ちょっと気になる町や、気になる食材があるならば節税を行いつつ、美味しい北国の食材を愉しんでください。
そしてコロナが落ち着いたら、幌加内へそばでも食べにきてください。幌加内のそば屋さんは、皆さんが遊びにきてくれることを心より待っています。
おいでやす、幌加内。