幌加内に積もる雪は愛そのもの
アナと雪の女王があまりの雪の多さにドン引きしたのはディズニー業界でも有名な話。
雪の多さがオラが自慢の幌加内。
オラフもオラも雪の中で発狂しそうになってます。
こんにちわ。幌加内高校ですけど何か?
雪に愛された町
あまりの雪の多さに町が雪に愛されているとでも思い込んで生活をすることで正気を保っています。
同じ北海道でどうしてこんなに雪雲は幌加内を愛しているのか。
もしかすると、雪雲と幌加内には世間には公表できない理由があるのではないかと、まことしやかに噂が流れています。
雪雲と幌加内の禁断の愛
幌加内に流れてくる雪雲は日本海側から流れてくるものがほとんど。
その日本海側には「留萌市(るもい)」という町があるのですが、雪雲は留萌市で雪を降らせた後に、幌加内へとやってきて降らせたりない雪を幌加内へ降り落としてくれます。
これはある意味、雪雲の浮気です。
留萌市でその愛を爆発させ、その地に雪を降らすことで愛情表現をするべきなのですが、雪雲は留萌市に隠れてこっそりと幌加内町へやってきては雪を降らせます。
問題は、この事実を留萌市が知らないことです。
幌加内は決してあなたを裏切りません。
インディアンが嘘をつかないように、幌加内も決して嘘はつきません。
この雪雲の浮気は決してゆるされることではありませんが、幌加内町としてはこの雪雲の愛を町全体として受けて止めています。
愛を受け止め過ぎた結果こうなっているだけのことです。
雪は愛そのもの
多くの人が雪の多さに頭を悩ませることですが雪は愛です。
逆説を言うと、愛の変容が雪になります。
世の中には目に見えないものがいくつかあります。
空気、友情、愛、wifiなどなど。
これらが可視化され愛情表現をしてくれるのが幌加内に降り積もる雪なのです。
幌加内町を飲み込む勢いで振り続ける雪は、まるで我が子を愛する母親のように町に愛を注いでくれます。
何者にも染まることのない真っ白な純白の愛なのです。
君の愛は響いたよ
留萌市からやってくる雪雲よ。
君の愛は十分すぎるほど伝わっている。
だからどうか、君も休んでくれ。
冬はまだまだ長い。
そんなに急いで愛を注がなくても、町には十分雪が積もっている。
12月だと言うのに、おぞましいほどの量が町には積もっている。
泣く子も泣き止むほどの雪で、インド人もびっくりするほどの量だ。
幌加内は逃げない。
逃げるのはいつも人間だ。
雪とは愛の生まれ変わりなのだ。
なんのこっちゃ。