北海道の春の訪れなんて町によってバラバラなんだから
北海道の最北端、稚内。そして北海道の最南端、函館。
どれほどの距離があるか知ってます?
約630km。
630kmというと、カリフォルニア州のLAからアリゾナ州のフェニックスまでと大体同じ距離です。
例えが下手か。
こんにちわ。幌加内高校ですが何か?
「もう春だね!」って、うっせえわ
きちんと世間で流行っている楽曲を、ブログと絡めてくるあたりが幌加内高校のいけているところではないでしょうか。
「うっせぇわ」
まだ聞いたことないんですが、そんなにいい歌なんですか?
高校生あたりで流行っているのでしょうね。鬼滅の刃が終わったと思ったら、すぐに次の流行りが生まれるんですね。
でも、これで流行るなら幌加内高校でも作れるのではないでしょうか?
「しゃっけえわ」
しゃっけえ=冷たい
北海道では多くの人が使う方便です。しゃっけぇ。
まずは幌加内でバズらせて、次は北海道。そのままの勢いで国内で過去最高のバズを起こして、世界進出。
はい、決定。これで幌加内もパイナポーアッポーペンのように世界各地で口ずさまれることでしょう。
「春はもうすぐ」からが長い
テレビやネットでは各地で春の訪れが報道されている今日この頃。
北海道でもジャケットから、日中は薄いコートで外を歩けるようになりました。
「春はもうすぐ」
北海道の多くの地域ではそんな会話もちらほら出てくる頃でしょう。
特に北海道では全ての町で雪が置く積もるわけではないので、積雪の多くない町では春らしさも出てきています。
しかし「春はもうすぐ」から長いのが北海道。そして幌加内。
道路脇や空き地にそびえる雪壁と雪山は、春の訪れも夏への希望もかき消すほどの圧倒的な存在感を与えてくれます。
日本列島で桜が舞い散る頃に、北海道で雪が舞い降るのはごく当たり前のこと。時には4月でも吹雪があるのが北国の春です。
札幌という南国リゾート
幌加内から南へ約200km
北海道の首都、札幌という南国リゾートではシティーボーイやシティーガールが、今年流行りの春のファッションを着こなして、颯爽と大通りを闊歩します。
「私イケてるでしょ」
そんなドヤ顔で歩く、あの人もこの人も大抵は北海道の田舎から札幌へ移り住んだ長靴育ちの人たちばかり。
結局のところ、北海道で一番イケている春のファッションはやはり長靴です。長靴をスマートに履きこなしてようやく〝ドン小西〟から評価されます。
ファッション雑誌に載っているファッションは所詮、流行りの真似をしているだけ。本当のハイセンスとは賛否両論を巻き起こせるほどのインパクトが残せてのことです。
さて北海道の南国リゾート札幌。
春の訪れは函館についで早い町の一つでしょう。
温暖な気候と、多くの人でゴッタ返す石狩ビーチは、北海道の北部に住む人々にとって憧れのリゾートです。
札幌を南国リゾートと表現するのは日本国内でも幌加内高校だけかもしれませんが、新しい価値観や創造は、他人の持っていない目線や表現から創出されるものです。
これからの時代、このような発想が求められる時代に入ります。多分。
北海道の今
では、こちらから北海道の今をご覧ください。
まずは北海道の南に位置する帯広。
続いて夕日が綺麗な釧路。
お次はイカの町函館。
ラーメン旭川
そして最後に本日の幌加内です。
そびえ立つ雪山は見事に道路を封鎖してくれます。
最後に動画を並べることによって、ブログの文字数を埋めるという高度なテクニックで誤魔化しましたが、これほど定点カメラのリンクを貼り付ける学校ブログも、国内では珍しいかもしれません。
是非とも、他校も幌加内高校を見習って、定点カメラのリンクをうまく活用したブログ作成を行ってもらいたいと思います。
では最後に一句。
春はもうすぐつつうらら。君の心の雪解けももうすぐだ
適当にそれっぽいことを句にしてみました。
だって春だから。
国語の先生ごめんなさい。
おわり。