幌加内の英語アシスタントティーチャー夢の1kgのチーズピザをペロリ
小学校2つ。中学校1つ。高校1つ。
幌加内町には合わせて4つの学校があります。
そんな4つの学校を周りながら各学校で英語のアシスタントティーチャーを務めるヨルダン人のセーマー先生。
1kgのチーズピザと1リットルのペプシで夕食を済ます、ジャンクな生活を送っております。
もっと幌加内住民に受け入れられるような、規則正しい食生活をしてもらいたいものです。
こんにちわ。幌加内高校ですが何か?
チーズピッツァ大好きセーマー先生
日本語で言うなら「ピザ」。英語で言うなら「ピッツァ」。
ただのピザ生地にチーズをのせて、ソースも何もないチーズピザ。まるでチーズのテロかと思うほど、見ているだけでお腹が重くなるような1kgのチーズピザです。
「幌加内でそんなジャンクなもの食べれるんですか?」
残念ながら、幌加内では食べれません。1kgのざる蕎麦は食べれても1kgのチーズピザはやってません。ちょっとした所用で隣町に行ったセーマー先生は、所用という理由を作って、チーズピザにまっしぐら。
チーズピザを食べるために、どうでもいい所用をこじつけたのが本心と思います。
テンション爆上がりセーマー先生
もはやピザ作りの段階から口の中のよだれとテンションが止まらないセーマー先生。
もし彦摩呂さんがこのピザを見たらこう言うでしょう。
「チーズのお祭り騒ぎや〜」
気持ちわる。チーズは適度に食べるから美味しい乳製品であって、度を超えたチーズは、もはや狂気の沙汰。
どんな教育を受けたら1kgのチーズピザを注文する成人男性に育つのか。ヨルダンでは普通なのでしょうか?
そんな疑問を抱えてしまったので、ヨルダン料理を調べてみることにしました。
おい、セーマー先生。いや、セーマー。
ヨルダン料理を見てみたけど、そんなテロ的な食事ひとつもないやないか。何をどう間違えたら、日本で1kgのチーズピザを注文するようになるのか不思議でしゃーない。
君はアメリカ育ちか?NYのど真ん中で1$のホットドッグと1$のピースピザを食べる生活でも続けていたのか?
まあ、いい。その話はとりあえず、置いといたとしてだ。大きな問題は君のしょーもないクレームだ。
コレハ、キューヒャクグラムデスカ?
チーズピザを手にしたセーマー先生が、おもむろに重さを確認しながら店員さんに言った言葉。
「コレハ、キューヒャクグラム(900g)デスカ?」
おい。
おい、セーマー。後ろにいた客は大爆笑してるじゃないか。君のそのヨルダンギャグは客には大爆笑、でも店員にはやや受けだ。
君は、ピザを手にしただけで重さが分かるほど神の手を持っているのか?忙しく他の客の対応をしている店員さんにわざわざグラム数を確認しなければいけないほど、面白いジョークだと思ったのか?
わざわざ寒い中、隣町まで半袖で行って1kgのチーズピザを購入するなんて、幌加内代表としてもっと自覚を持つべきじゃないか。
田舎者全開すぎて、恥ずかしくなるじゃないか、セーマー先生。
コーラよりペプシ
「I like Pepsi better than Coke」
(俺はコーラよりペプシが好きなんだ)
知らんがな。
どうでもいいわ、コーラーよりペプシが好きだとか。日本国民からするとどっちも黒い砂糖水だ。
満面の笑みでチーズピザとペプシなんて、肥満一直線の王道じゃないか。
君はその食生活で幌加内の教壇に立とうとしているのか?幌加内教育委員会は本当に許可しているのか?
そんな疑問を抱きつつも、北海道の10月で半袖ピザ男がペプシ片手に、飲むわ、食べるわの絶好調。さすが生徒から人気のあるセーマー先生です。
周囲の人たちの視線を浴びながらも、幌加内から来た田舎者たちはピザパーティーを遂行しました。
夢は朱鞠内湖で1kgピザ
幌加内高校で冬に行われる〝ワカサギ釣りの授業〟では昼食に湖の上に張った氷の上でピザを焼きました。
真冬に外で食べるピザの味は1kgのチーズピザよりも重く思い出に残ります。
セーマー先生の次の夢は、朱鞠内湖の湖面上で作る、手作り1kgピザ。こうなったら、900gのピザ生地に100gのトマトソースでもいいんじゃないかとさえ思います。
画像のピザサイズだとセーマー先生にとっては、スナック菓子のように食べてしまうでしょう。こんなサイズではセーマー先生のお腹は満たされません。
学校のブログでセーマー先生のピザジャンキーっぷりについて書きましたが、どう記事を締めるべきか悩んでいました。
幸いにも、ワカサギ釣りの授業でピザを焼いたことにより、無理矢理学校に近づけて、無事に記事を締めることができそうです。
セーマー先生が夢の1kgチーズピザと1リットルのペプシを平らげたことで、次の夢は朱鞠内湖に託されました。
次は朱鞠内湖の湖面の上で、夢の100kgピザを作りましょう。
国境を越えて、セーマー先生の夢を叶えてあげることで、幌加内は国際交流をしようじゃありませんか。
私たちの優しさはピザ生地よりも柔らかく、とろけるチーズよりも濃厚だ。
夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。
なんのこっちゃ。
おわり。