チャリダー、ライダー、スノーボーダー幌加内。
北海道以外の人々は、北海道を自転車で一周したり、バイクで一周したりすることに憧れを持っている人って少なくないですよね。
よく聞く話では走っても、走っても牧場を眺めながら風を切って走ることや、地平線が見えるほど真っ直ぐ伸びる道路が憧れの風景だそうです。
特に彼らは日本最北端の稚内を目指す人が多く、幌加内を経由して北上していく人たちも少なくありません。
そんなチャリダーやライダーの旅人の風物詩が始まる季節が訪れた幌加内。
冬にはスノーボーダーもやってきます。
ダー、ダー、ダーの三拍子。
誰かが言いました。
「元気があればなんでもできる」と。
こんにちは。幌加内高校ですが何か?
自転車日本一周
他県などに比べて自転車やバイクで日本一周や、北海道一周などを楽しみに来ている人が多い感じのある北海道。
道路が広く、景色も良いため走りやすいという理由もあるみたいですが、冬でも雪の中を自転車で周遊しているチャリダーも見かけることがあります。
欧米人なども、北海道を自転車で回っていることがよくあり、ヨーロッパに似た景色の北海道を存分に楽しんでいるのかもしれません。
運動が苦手な人にとっては、ただの苦行に見えるかもしれませんが、本人たちは達成感や爽快感がきっと気持ち良いことなのでしょう。
そうは言っても、一昔前に比べると、そういったチャリダーやライダーの数が減っているのも事実。
バイク乗りの人々は知っているでしょうが、以前の北海道には「ライダーハウス」と呼ばれる簡易宿がいくつもあり数百円で宿泊できました。
今でも道内には数百円で宿泊できるライダーハウスが残っているのではないでしょうか。
そんな安宿には全国から自転車やバイクでやってくる旅人を惹きつける何かがあるのかもしれません。
ヒッチハイカー
幌加内ではあまり目にすることはありませんが、旭川を走る国道40号線沿いなどでは「稚内」と書かれた文字を掲げたヒッチハイカーがちらほら現れます。
稚内までは国道40号線を真っ直ぐ北上すれば到達できるので、トラックドライバーや親切な人がピックアップしてくれます。
日本は他国に比べて安全な国なので、ヒッチハイクでトラブルになることもあまり多くないでしょう。
ヒッチハイクではその場限りの出会いであったり、偶然の出会いであったり、色々な出会いが楽しみの一つかもしれません。
また、道民の多くも祖先は移住者ばかりなので、他から来る人を受け入れる文化が受け継がれています。
「水曜どうでしょう」や「ブギウギ専務」などのローカル番組でも似たようなことを放送していたこともあり、それらに影響されヒッチハイクで北海道を回る道民もいたかもしれませんね。
北海道は旅をするのに、国内では最適な土地柄なのかもしれません。
スノーボーダー
スノーボーダーはもちろん、スキーヤーでもバックカントリーなどを楽しみにやってくる幌加内。
多くの新雪と広大な土地があるため、スノーモービルを持ち運んで、ウインターレクリエーションを楽しむ人も多々います。
町内の人でもモービルを所持している人も少なくなく、豪雪地帯ならではの珍しい所持品かもしれません。ちなみに、人口に対して除雪機の所持率は、国内トップクラスの可能性あり。
特別自慢できるような所持率ではありませんが、この町の土地柄から言って珍しいことでもありません。
最近は外国人のベテランスノーボーダーたちは、ワゴン車などのバンをレンタルして北海道の山々を回りながら滑っている人も少なくないようです。
せっかくなんで幌加内でも町が主体となって、ボードのブランドなんか作ってみても面白いのではないでしょうか。
天ぷらそばのデザインが描かれたボードや、ざるそばのプリントがされたウエア。
うん、きっと在庫を抱えて大赤字になること間違いなしですね。
ダーダーダー
そんなことで、ダーダーダーと呼ばれる人たちが訪れる幌加内。
どうせならトレーダーもローライダーもキカイダーも、みんな集まって「幌加内ダー祭り」なる、新しい「ダー」を作り上げてみてはいかがでしょうか。
ルールは簡単。
言葉の語尾に「ダー」を付けることで仲間入り。
もしくは赤いタオルを首に巻いて「いくぞー!」と叫ぶ。
と、冗談はさておき、人口1200人ほどの町ですが、色々なジャンルの人たちが幌加内の自然を楽しみにやってきます。
幌加内高校の窓からはそんな人たちを眺めることもできますよ。
そんな町なんダー。
おわり。