そばの町幌加内はもち米との二股疑惑を抱えている
「そば作付け面積日本一幌加内」
日本人なら誰もが知っているはずの、幌加内のそばの生産量と作付け面積の広さ。
町も全体としても「そば」推しなはずなのに、ここ最近では二股疑惑が上がっています。
隠したくても隠せないこの事実。
町役場としても、しっかりとした説明責任があるのではないでしょうか。
週刊誌にリークされる前に、幌加内高校がリークしましょう。
こんにちわ。幌加内公高校ですがなにか?
農業体験はそばじゃない説
さて、先日行われた幌加内高校の農業体験実習。
少しばかり違和感を感じながらSNSを見ていた人も少なくはないかもしれません。
「あれ?そばじゃないの?」
そんな声が世界各国から届きました。
アフリカ「ソバジャナイジャン」
中国「ソバジャナイアルネ」
ブラジル「ソバチャイマスヤン」
そんな外国の方にも分かりやすいように、幌加内高校が幌加内役場に変わってお答えします。
幌加内高校は海外対応も可能です。
もち米特産説
北海道の中央から北側を〝道北〟と言います。
この道北地域の中でも「もち米」を利用した特産が多く、幌加内近隣の名寄市や風連町などでは「大福」が人気商品となっています。
ここら辺のちょっと変わったところとしては、大福にカボチャやハスカップ、バターコーンなどを混ぜ込み、カラフルにそして味も良くと、和菓子の幅を広げた商品を開発しています。
幌加内にある幌加内高校なのに、まさかの隣町を宣伝するという器の広さは世界中を探しても幌加内だけではないでしょうか。
ちなみに、近隣都市と言っても幌加内からは車で1時間弱はかかります。
これらも幌加内の感覚からすると、近距離の町になります。
まるでアメリカ並みの距離感覚かもしれませんが、北海道ではごく当たり前のことかもしれません。
札幌民〝いや一緒にしないで〟
すいません、幌加内の地方都市だけの感覚だったかもしれません。
幌加内からすると札幌は大都会ですからね。
ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドン、サッポロ。
これらは全て同じカテゴリーだと思っています。
そばともち米の二股
そうは言っても、もち米農家オンリーでやっている幌加内の農家はあまりないかもしれません。
もち米を育てている多くの農家さんはそばも育てていることでしょう。
どちらかというと、そばは他の作物に比べて手間がかからないので、できることなのでしょう。
また、幌加内の農家さんたちは幌加内高校の生徒の実習に合わせて稲植えなどの時期を多少合わせてくれています。
農家さんとしても稲植えの時期は、人手が欲しいところなので互いにとってもwinwinといったとこ。
稲植えが終わると、そば畑を持っている農家さんはそちらの方へ行くのでしょう。
幌加内の農家さんたちはこのように、大胆な二股をかけてそばともち米を栽培しています。
お忙しいですね。
二股でも愛は平等
そばと、もち米の二股であっても、それらに対する愛情は平等に注がれています。
ですので、決して浮気をしているわけではありません。
この時期はもち米に多くの愛情が注がれていますが、これが過ぎると次はそばに愛情が注がれます。
町としてはそば推しで、センターに立つことのない幌加内のもち米は嫉妬をしているかもしれませんが、幌加内高校はもち米のあなたたちにもスポットライトを当ててあげます。
そしていつかはそばともち米のコラボを行った新時代のそばが生まれると、彼らの二股疑惑も解消するでしょう。
「苺大福入り天ぷらそば」
「ざるそばのよもぎ大福トッピング」
すいません。
やっぱり無理かもしれません。
想像するだけでお腹と愛がいっぱいです。
おわり。