幌加内高校、まさかの他の高校を紹介しちゃう。(鵡川高校)
学校のブログで他の高校を紹介するという、人類皆兄弟の精神、幌加内高校。
これからは「個の時代」なんて言葉もよく聞きますが、いいじゃないですか繋がりのある時代だって。
北海道はでっかいどう。
勝手に鵡川(むかわ)高校をブログで紹介する北海道民と、幌加内高校のおおらかさと守備範囲の広さよ。
こんにちわ。幌加内高校ですが何か?
鵡川ってどこ?
みなさんご存知、そばと夢と愛の町幌加内からは184km。歩いて約1日と16時間。意外と徒歩圏内ですね。
幌加内からすると南国です。いいなぁ、パラソルとビーチの生活。憧れます。雪も少ないんだろうな。冬は-20℃くらいかな。あったかい町いいなぁ。
地図で見ると近隣都市の苫小牧が工業団地なので、それに近い仕事や漁業が盛んな町です。
有名なのはもちろん、シシャモ。
そうです。
この再生回数5500万回を超えるメガヒットを続けているガールズバンドのシシャモは鵡川が産んだスーパースター。
2010年、川崎総合科学高等学校デザイン科に入学して軽音楽部に入った宮崎、松本がバンドを結成[2]。
同級生の吉川が夏から加わり、「柳葉魚」(ししゃも)を結成[2]。命名はボーカル宮崎の姉。理由は「読むと可愛いのに漢字で書くとかっこいい」から。ちなみに当時のメンバー全員がシシャモをあまり好きではなかった。
当初は邦楽のコピーを文化祭等で演奏するぐらいだったが、2011年春に軽音楽部顧問からオリジナル曲作成を提案され、宮崎が8月に「宿題が終わらない」を作成した[2]。
以上ウィキペディアより抜粋。
もう、あれですよ。なんてったって、鵡川高校の軽音楽部で全ては始まりましたからね。伝説です。
あっ?
あれ?川崎総合学科ってなってる。
えっ?シシャモって鵡川高校じゃなかったんですか?
うわっ。。やっば。他の高校紹介しているのに、いきなり間違っちゃった。
やっちまったー。。
だって、シシャモ=鵡川って世界共通ルールじゃないですか。まさか彼女たちが鵡川出身じゃないって、むしろこっちの方が驚き。鵡川町さんに許可とってるんですかね?
余計なお世話ですよね。失礼しました。
まあどちらにせよ、SHISYAMOを見て「あ、今晩は鵡川のししゃも食べよ」なんてなった人もいるかもしれません。
そんな人はこちらから↓
町立高校なのに、幌加内町のふるさと納税のサイト載せないで他の町のサイトを載せるとなると、役場の伊藤さんに怒られるんで幌加内町のサイトも載せさせてもらいます。
色々と大変なんですよ。小さな町なので情報も出回るの早いし。町民の噂話はフレッツ光並みに早いんです、幌加内。
幌加内はこちら↓
あれ、そういえば全然町の紹介していなかったですね。
こっちもこれから色々調べなきゃいけませんので、まずはゆっくりと。
地震の復興が進む
日本初のブラックアウトが起きた2018年9月6日、北海道。
全ての電気が一瞬にして消えるという現象は、災害ではあったものの人間にとってある意味より自然に近い状態だったかもしれません。
電気のない無音の世界の一夜でした。
しかし停電の原因は北海道胆振地方を襲ったM7の巨大地震。震源地に近かった鵡川では多くの建物が倒壊し、停電が続くなか何度も余震が町の人々の不安を襲いました。
ニュースでは度々、鵡川町で倒壊した建物が映し出され、例外なく鵡川高校も校舎に大きな被害を受けることとなりました。
残念ながら多くの死傷者が出たこの地震でしたが、2021年の現在は復興も進み、以前の生活に戻りつつあります。
同じ北海道民として、サポートできる部分はお互いにしていければ良いですね。
ようやく鵡川高校
鵡川高校のブログ記事を作成しているのに、ようやくここで鵡川高校を紹介するこの効率の悪さは置いといて、行ったことのない鵡川高校を紹介してみましょう。
幌加内ほどではないにしても、田舎の鵡川高校では甲子園に出場経験もある高校野球の強豪校。
数年前ではプロ野球選手になった生徒がいたほどの実力校です。
地域がら恐竜の化石が発見される鵡川では、高校の授業の中で恐竜の探求授業などがあるようです。
田舎の高校ではどこの高校も特色のある授業を取り入れています。その中で、恐竜を前面に打ち出している高校は全国でも鵡川高校だけかもしれませんね。
全校生徒が140名ちょっとと、幌加内高校からすると大規模高校ではあるものの、ある意味多すぎず、少なすぎずで適度な生徒数かもしれません。
本音を言えば少し分けてもらいたいくらいです。無理か。
鵡川高校も地域みらい留学ができる
全国15校の高校で現在行われている新しい留学の形、地域みらい留学365。
大都市圏の高校生を対象に2年生の1年間を田舎の高校で留学してみるという、国内留学制度。
北海道では幌加内高校を含め、鵡川高校、斜里高校と3つの高校が選出されています。
鵡川高校は幌加内高校と違って、札幌市や帯広市の間にある町なので、北海道の南部を色々と経験できるのではないでしょうか。
あまりにもでっかいどうの北海道は北部、南部、東部と環境が色々と変わります。
雪の多い町、少ない町、海産物が美味しい町、山のものが美味しい町など様々なものが違いますし、もっと言えば北海道の最北端、稚内と北海道の最南端、函館では方言も違います。
北海道の人でも帯広の「食」の美味しさは周知の事実ですし、札幌では北国の都会を見ることができるでしょう。
鵡川の町では何が学べる?
すごいですよね。行ったこともない学校で何が学べるかまで勝手にインフォメーションしちゃう幌加内高校。
先方の高校から「勝手にやめてくれませんか」というクレームが来たら、あとは幌加内高校の校長先生に任せるしかないと思っています。
校長先生、あとよろ。
さて、地域みらい留学365では学校だけではなく、地域との繋がりから勉学以外の学びを経験することができます。
北海道が多くの地域と違うのは、元々がアイヌの土地であり、我々日本人の土地ではなかったということ。特に、鵡川を含め、ここら辺の土地では多くのアイヌ先住民が生活している場所でもありました。
日本の中で先住民のことを学ぶことができるのは沖縄と北海道だけではないでしょうか。
多くの日本人とは文化も言葉も違うアイヌ文化。今の時代は世界各国で先住民の文化や生活が見直され、先住民がそれぞれの影響を持つ時代になりました。
本州ではなかなか学ぶことのできない、先住民の文化や生活について触れるには最適な土地かもしれません。
まとめ
あと数行この記事を書き終え〝公開する〟というボタンをクリックすれば、幌加内高校のブログで他校の学校紹介がされるという、前代未聞のことが起きるわけです。
クリックを押す右手の人差し指が多少震えていますが、鋼のメンタルで頑張ります。
最後にもう一度、鵡川町のふるさと納税サイトを載せることで、なんとか許してもらおうという安易な考えでもう一度↓
再び同じことを言いますが、幌加内高校のブログで他の町のサイトを紹介して、自分の町のサイトを載せないとなると役場の伊藤さんに怒られるので、しつこいですがもう一度載せておきます。
幌加内↓
それでは、幌加内高校が勝手に他の高校を紹介しちゃう記事はこれで終わります。
暇だから書いたという本音は伏せて、あえて北海道の全ての高校のためにと偽善的なアピールも最後にしておきます。
次回は勝手に「東京大学」でも紹介しましょうか。もちろん行ったことないけどね。
おわり。