幌加内高校が真夏に真冬のブログを書いてみようじゃありませんか
あれ?幌加内町ってオーストラリアにあるんですか?
そんなことを思わせてしまう、幌加内高校の魅惑のブログ。
なぜなら、オーストラリアを含めた南半球は今の時期は冬だから。
日本が夏の時期に冬のブログを書いても不思議に思われないのは、全国津々浦々探しても、北海道は幌加内町だけです。
時間も季節も超越してしまう幌加内高校は、学校という枠を飛び越えた発信力で、今日も見えないあなたに〝幌加内の今〟を、お届けします。
「今を届ける」と言いつつ真夏に、冬のブログを書くこの勇気。
サンタさんも、このブログを見て慌てて準備をしているかもしれません。
勇気と希望を世界に惜しみなく放つ、北国の小さな小さな桃源郷。
こんにちは。幌加内高校ですが何か?
ワイキキ幌加内
幌加内町の気温が-28℃であろうが、-82℃であろうが関係なく家の中はまるでハワイのワイキキビーチのような暖かさで生活をしております。
あとは家の中でアロハシャツを着てYoutubeでハワイアンミュージックをかければ、あら不思議。
室内にいながら冬にハワイを体感できるのは、幌加内の特権です。
そんな幌加内の朝の挨拶も「アロハ」にしてみると〝雪国のハワイ〟として「アド街ック天国」が特集をしてくれるかもしれません。
小さな町ですが意外にも色々な番組が取材をしているのも事実。
むしろ、最近では都会よりも地方の都市などが色々な番組でクローズアップされているでしょうか。
ここ最近は、雨が続き少し湿っぽい幌加内ですが、冬の乾燥は肌荒れを気にする女子高生にとって大敵かもしれません。
肌と心に潤いがあると、きっと真冬の幌加内でも快適な生活が送れることでしょう。
トリックアート
まずは下のツイートをご覧ください。
まるで合成写真のようなトリックアート画像ですが、幌加内高校ではそこそこ日常風景と言っても言い過ぎではないでしょう。
幌加内が冬だとしても、彼の心は夏模様。
大切なのは、天気がどうだとか季節がどうだとかそんなことではありません。
本当に大事なことは、自分自身がどうありたいか。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」
そうです。全ては心の持ちようです。
幌加内高校で学びを得ることにより、悟りの境地に達してしまうことも可能なのです。
悟りの境地を開いた者だけが真冬の幌加内で夏服での下校が可能になります。
「元気があればなんでもできる」
かつてそんな名言を残した格闘家もいましたが、幌加内では元気があれば夏服でも下校ができるようになるのです。
逆サウナ
-20℃を超えると、全人類がやってみたくなる〝濡れたタオル回し〟
大概10秒ほど回してタオルが凍り、それに驚くのが全国の相場なのに、この方はまさかの52秒も振り回すという大盤振る舞い。
〝おいおい、どこまで回すんですか?〟
そんなツッコミ待ちなのかと思うほど、この女性は回しに回してくれます。
まるで福岡で有名なサウナ店かと思っちゃうほど。
最近ではサウナブームもあり、幌加内の隣町では人口800人程度の町にも関わらず、プライベートサウナが昨年よりオープンしました。
移動式サウナなんてものも流行ってはいるみたいですが、そろそろ「逆サウナ」なんて新しいジャンルのサウナができてもいい頃かもしれません。
そんなものがブームとなった暁には、やはり逆サウナの発祥地としてポテンシャルの高い幌加内が聖地となること間違いなしでしょう。
-30℃の外気温を味わい、冷や汗をたっぷりかいたところで、町内にある温泉施設へドボン。
死の淵から生き返るような温かさは、きっと病みつきになること間違いなしですが、基礎疾患をお持ちの方はご遠慮ください。
幌加内にある消防署の救急車が大忙しになってしまいます。
氷の映画祭
ここ近年では様々な形態での映画祭が行われるようになりました。
大きな公園や駐車場では車に乗ったままの「ドライブインシアター」もあれば、沖縄に属する島などでは使わなくなった船の母体に映画を映し出して、星空の下で映画を鑑賞することも行っています。
そんなスタイルに負けず劣らずの幌加内高校では氷の壁に映画を映し出して「幌加内極寒シアター祭り」なんてのも、行うことができるでしょう。
壁一面に連なる「つらら」は幌加内高校の冬の名物史。
混じりっ気と不純物の少ない幌加内高校のつららは、まるでヒマラヤクリスタルのような透明度と輝きを存分に放ってくれます。
これだけの天然素材があれば、映画だけに留まらずプロジェクトマッピングなどで新しいエンタメを演出することも可能でしょう。
札幌は「雪まつり」旭川は「冬まつり」層雲峡(そううんきょう)では「氷瀑祭り」があるので、幌加内高校では「冬のワイキキ祭り」なんて名称をつけてみてもいいでしょう。
冬なのか、ワイキキなのかどっちつかずのあたりがいい感じだと思います。
それでは最後に映画の告知を行い、本日のブログの締めとさせていただきます。
7月22日と23日には、幌加内町にある「生涯学習センター」で映画祭が行われます。
こちらの告知をするために、ここまで2000文字のブログで前置きをする幌加内高校のマーケティングが正しいかどうかは別として、生徒はもちろん、幌加内町以外の方も入場可能です。
これだけのために、ツラツラと真冬のことを書くことができるのは、数ある高校の中でも幌加内高校だけではないでしょうか。
ナマステ。