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朱鞠内湖というキャンパーの聖地が持つポテンシャルは大谷選手以上

何かについて大谷選手の名前を出しては「彼は北海道が産んだ選手だからね」アピールをしている幌加内高校。

そもそも〝ポテンシャル〟というワードが出ただけで彼の名前を引っ張り出すのもいいのかどうか分かりませんが。

さて、キャンパーの聖地として名高い朱鞠内湖にある朱鞠内キャンプ場。

想像以上のブランド力に少し驚いています。

幌加内高校ですが何か?


え?そうなんすか?

「聖地ですよ聖地。朱鞠内湖は特別なキャンプ地です」

幌加内に住んでいると、それはそれで意外に行わない、朱鞠内湖でのキャンプ遊び。

しかしキャパーからすると、簡単に行ける場所ではなくとも朱鞠内湖でのキャンプは憧れの場所の一つ。というかステータスなのかもしれません。

「俺(私)朱鞠内湖でキャンプしたことあるよ」

その一言で多くのキャンパーはひれ伏すのでしょうか。

「こいつは並のキャンパーとは違う。。」と。

やはり周囲の声を聞くと、朱鞠内湖でのキャンプは特別なようで「何が違うの?」と初歩的な質問をしてみました。

「まずはロケーション。そしてキャンパーが充実してキャンプができるような環境ですかね」

そんな答えが返ってきました。

多くのキャンプ場でキャンプをする人が言うのですから、やはりプロのキャンパーを惹きつけるものが揃っているのではないでしょうか。


増え続けるアウトドア派

コロナの影響もあり、2年ほど前から一気に増えたアウトドアでの生活を充実させる人々。朱鞠内に限らず、多くのキャンプ場で来場者が増えていた様子がありました。

元々人気が沸騰していた矢先のコロナでの蜜回避。

多くの人はアウトドアへと遊びや生活をシフトし始めました。そんな中で再注目をされている幌加内の朱鞠内キャンプ場。

道内はもちろんですが、全国各地から聖地朱鞠内湖へキャンプを楽しみに来ます。アウトドアでの活動が増えることによって、世の中には新しい企画が生まれてくるものですね。

ではここ最近流行っているアウトドアならではの遊びを紹介しましょう。


テントサウナ

巷でブームになりつつあるのがテントサウナ。

個人でもサウナを所有する時代になったことで、アウトドアでの楽しみ方も幅が広がるようになりました。特にキャンプや川遊びをする人にとってはテントサウナがあることで夏は、近くの川や湖で冷水を利用することもできます。

都会の中ででも利用できますが、アウトドアの遊びで利用するサウナはまた格別。

特に幌加内の朱鞠内湖では冬はワカサギ釣りなどもできる場所となっているので、テントサウナを利用した後に、雪の中にダイブしてみても面白いでしょう。

テントサウナには遊びだけではなく、健康の一面も備えているものなので、今後も需要が増えていくかもしれません。


なぜ朱鞠内キャンプ場は聖地か

まずはアクセス条件の悪さが聖地化していることの一つかもしれません。幌加内の街中からもかなり離れているため、アクセス条件が良い場所ではありません。

また、朱鞠内湖には〝幻の魚〟として名高い「イトウ」が生息していることも関係しているかもしれません。

朱鞠内湖でイトウ釣りができるのは、自然環境の保護活動を持続的に行っているからであり、決して誰しもが簡単に釣れるものではありません。イトウを釣るその裏では、地域で生活をする人々が保護活動を行なっているからこそです。

しかし多くのキャンパーや釣り人もモラルを守った中でキャンプ場が守られていることも、朱鞠内キャンプ場が保たれていることの一つでしょう。

キャンパーにとって朱鞠内湖は、一度はキャンプをしてみたい特別なキャンプ場になりつつあります。

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北海道のキャンプ場でキャンプができる期間は本州に比べて短く、限られています。北海道の中でも特に寒い朱鞠内では10月を目処にテントを張る人が少なくなっていきます。

最近ではキャンピングカーを利用する人も増えたので、キャンピングカーでキャンプをする人もいますが、冷え込みが早い朱鞠内湖ではキャンプ好きの人も徐々に南下して、まだ暖かさの残る地域でキャンプをします。

北海道、そしてその中で朱鞠内という短い期間の中で味わう、キャンプがまた格別。そして、冬には朱鞠内湖の湖面上にテントを張ってワカサギ釣りを行うこともできます。


さらに聖地化するのか?

朱鞠内キャンプ場の価値は今後さらに高まってくることでしょう。幌加内高校のある地元ということもあり、贔屓目ではありますが、客観的に見ても朱鞠内キャンプ場はさらにキャンプ場としての〝レア感〟は増してくるのではないでしょうか。

朱鞠内キャンプ場が持つポテンシャルに対して、そう簡単にたどり着ける場所ではないこと、アウトドアやキャンプの需要は年々高まっていることなど、要因はいくつかあります。

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キャンプ場のブランド化や聖地化はしようと思ってできるものではありません。

その中で自然とキャンパーの間で〝キャンパーの聖地〟と呼ばれるようになったのには、朱鞠内が持つそもそものポテンシャルが強かったこともあるでしょう。

また、そこには朱鞠内キャンプ場を作り上げ、維持管理をしてきた人々の支えがあってのことでもあります。

朱鞠内キャンプ上を支える人々と、キャンプを楽しむ人々がバランス良く楽しむことができ、その中で自然環境の保護を続け、多くの人がそれらのことも含めアウトドアを楽しめることが理想的な朱鞠内キャンプ場の在り方なのかもしれません。