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高校魅力化コーディネーターって、ターミネーターの兄弟?

んなわけあるかいな。

タイトルでボケて、自らツッコミができる高校は世界広しといえども、幌加内高校のみ。

冬の寒さと、ボケの寒さでは他の追随を許さない圧倒的な走りをしています。

こんにちわ。幌加内高校ですが何か?


なんやねんそれ?

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さて、あまりにも魅力的な肩書き「高校魅力化コーディネーター」。

魅力がありすぎて、肩書きに「魅力化」と入れてしまう文科省のセンスの良さ。文科省万歳とでも言っておきましょうか。

最近ではClubhouseの次にトレンドになるのではないかと、噂になるほど魅力的なポジションになりつつある「魅力化コーディネーター」。

世の中ではAIに様々な仕事が移りゆく中、新しい仕事が生まれているという事実も把握しておいて損はないでしょう。

「高校魅力化コーディネーター」と一言で言っても、決められた形や同じバックグラウンドを持つ人はおらず、大抵はコーディネーターの各々のスタイルで、学校や地域の魅力を発信します。

ではなぜ、高校に魅力化コーディネーターなるものが配置される世の中になったのか。

そして、どのようにして魅力化コーディネーターへの道を切り開くのか。

現役の高校魅力化コーディネーターが、未知の仕事を詳しくお答えしていきましょう。


田舎の高校がやばい

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「やばいよ、やばいよ」と出川哲朗の専売特許を頂戴して、幌加内高校も乗っかってみましょう。

「今、田舎の高校がやばいんだよ」

さて、やばいと言ってもどっちの意味でやばいのか。色々気になることと思います。

まずはネガティブな方。

ご存知の通り、人口の減少により過疎の町では高校の存続が「やばいよ、やばいよ」の〝出川哲朗現象〟に巻き込まれています。

公立高校ではいくつかの条件に満たなかった場合、廃校になってしまうという、大惨事。この大惨事を何とか避けなければいけないと、首都圏などの大きな町に住む高校生を田舎の高校に分散させようと始まったのがスタートです。

では、ポジティブな意味でのやばいよ。

各地域で様々なコーディネーターが、手腕を振るっていますが、過疎にある高校って逆にそれらを利用して、個性的な打ち出しや、斬新な取り組みも行なっているんです。

高知県にある嶺北高校は、スーパーコーディネーターが着手したことによって、出願者が増える増えるの大盛況。

ちなみに、こちらのコーディネーターの方は次年度より、北海道大空高校の校長先生への就任が決まっております。公立高校初の、民間からの就任と聞いていますね。

見た目先行の魅力ではなく、教育関係に精通したキャリアが出願者増の結果に繋がっているのではないでしょうか。

ただ、田舎の高校にできて都会の高校にできないのが、田舎の高校の最大で最強の武器。ある意味、日本の個性化は過疎の町から排出される時代になってくるかもしれません。


誰でもなれるの?

まだまだ周知されていない仕事であることと、募集している高校が過疎の町に多い仕事ということで、倍率が高い職種ではないかもしれません。

沖縄の久米島での募集を見るとこんな感じ↓

島根県のとある町ではこんな感じ↓


色々なコーディネーターを知っているつもりなので、ジャンルやバックグラウンドも皆、バラバラですが年齢層も幅広く、それぞれの特徴を活かすことができればさほど難しいことではないかもしれません。

逆に、自分の強みを把握していない人は少し難しいとも言えます。

時より「自分には特別なスキルがない」などと言う人もいますが、強みがない人間は存在しません。「自分の強みを理解していない」という方が正解なのかもしれません。

高校や地域によっても求める条件も変わってくるでしょうし、逆に「私はこういうことができます。なので差別化を計れます」「私はこのように魅力的に発信できます」とアピールすることも可能なのではないでしょうか。


条件は?

採用条件は各地域でばらつきがあります。また、その人が持っているスキルや経歴によります。

給与条件の他に、家賃補助やその他待遇があるかもしれません。

自分が行きたい周辺の地域で探してみるのもいいでしょうし、行ってみたら気に入る場所も出てくるかもしれません。

どうしても高校魅力化コーディネーターの仕事をしたいという意向があるのならば、土地に限らず、全国各地で探してみるのも一つの手でしょう。

こちらの運営サイトに直接問い合わせをしてみて、今現在どこの高校でコーディネーターを募集しているのか聞いてみても良いかもしれません。

今後は全国で募集も増える傾向にあるので、注視してみてください。


面白い仕事ですか?

コーディネーターの仕事を面白くするかは自分次第なのでしょうが、比較的他の職種に比べて、楽しく魅力的に行なっている人たちが集まっていることは間違っていないでしょう。

特に、学校のSNSを運用したり、学生と一体になって何かのアクションを起こすコーディネーターも少なくはないので、そういう仕事に興味がある人はどんどん楽しめます。

教育に関心がある人は、新しい形での関わりだと思いますし、元々教育に関心がなかったとしても、新しい形での化学反応を高校で起こすことができるかもしれません。

また学校や地域によってはあえてそのような同じ業界を望んでいない可能性もあります。それが魅力化コーディネーターの面白いところ。

自分自身の新たな発見や、仕事の幅を広げるためにコーディネーターにトライしてみるのもありではないでしょうか。


型がない仕事

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そう思っているのは、この記事を作成している本人だけかもしれませんが、さほど前例もなく、学校によってスタイルがバラバラでもあるので、これといった型がまだ決まりきっていない職種かもしれません。

また、時代に合わせた変化をしなければいけない職種かもしれないので型が決まることがないかもしれないのが高校魅力化コーディネーター。

どうでしょうか?

正解があるようでないような、この仕事。

誰がやってもその人の持つ魅力で、学校や地域の魅力を発掘し発信する。もしくは学校の先生の魅力を探り出し、世間に発信する。

中々魅力的な仕事でもありますよ。魅力化だけに。

あなたの魅力で町や高校をクリエイト。

高校魅力化コーディネーターは、新時代のクリエィティブな職種に台頭するかもしれません。