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−32℃の世界で幌加内は名を上げる

「−30℃を超えると学校は休みになりますか?」

そんな質問が来る、幌加内高校。

答えは一択。

「−80℃になっても休校にはなりません」

こんにちわ。昨年の12月で−32℃の世界、幌加内高校ですが何か?

寒さとは愛である

どんな出来事も「愛」という言葉一文字で片付けようとしているこの安易な考えに皆さんはどうお考えでしょうか。

大雪も大寒波も「愛」で片付けておけば、それなりに共感を得られるものと思い記事をツラツラと書き殴っておりますが、書いている本人がそろそろ飽きてきた今日この頃。

相変わらず呆れるほどの雪が舞う町、幌加内。

幌加内では12月30日に−32℃という、12月史上最低の気温を叩き出すも、誰と何を争っているのか、誰にもわからない競争が始まっています。

当日は全国ニュースでも幌加内がピックアップされ、話題にはなりましたが

「そうだ幌加内へ行こう!」とならないこの世の無情さ。

京都県のキャッチコピーを勝手にパクリ、著作権について慌ててググっています。

学校なのに著作権の問題で訴えられたらたまらないですからね。

こちらを見ると1位幌加内、2位朱鞠内となっていますが、朱鞠内は幌加内町の一部です。

なぜにこうも同じ町で、争いを促すように住み分けをするのか。これがメディアの恐ろしさ。

「くっそー。幌加内の街中に負けるなんて」

朱鞠内の住民がそのような考えを持ったとしたら、幌加内町の中で対立が勃発するのは誰にでも安易に想像ができること。やめてもらいたいものです。

ちなみに3位、4位の江丹別と和寒はお隣さんの町。

極寒3兄弟とでもあだ名を付けて売り出してみてはいかがでしょうか。

ついでに「ミス極寒(60歳以上)」を開催して、町内で一番可愛い極寒ガールを発掘しようじゃありませんか。ミセス極寒かもしれないけど。


HRK48は成り立つか

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幌加内48。略してHRK48。

幌加内に存続する小中高全ての女子生徒を集めて48人になるかどうかという、大きな問題を抱えながらも、想像だけはしてみましょう。

想像と雪はただです。

多分いけます。48人くらいの女子なら、いくら幌加内の町でもかき集めれるはずです。

では48人のアイドルたちが揃ったとして、作曲は誰にやってもらうか。

北海道出身の有名歌手をいくつか並べて考えてみましょう。

松山千春・北島三郎・玉置浩二

ほんの少し、ほんの少しだけ路線が違いますね。

サカナクションあたりいかがでしょうか。きっと幌加内の為なら話を聞いてもらえるかもしれません。

もしくは、とにかく明るい安村とか。


ようこそ結晶の世界へ

見てください、この恥ずかしいツイート。

このツイートをした後にどれだけドヤ顔をきめたことか。

それなのにリツイートは2。

何なら、たまにしかいいねをしてこない生徒にいいねをされて、逆に少し恥ずかしい始末。

冬休み明けだと言うのにどんな顔して会えばいいのかわかりません。

でも神秘だと思いませんか?結晶の世界。

寒い地域で育つと、冬の寒い朝は当たり前にある光景ですが、北海道のどの地域でも見られるものではありません。

札幌などは比較的、暖かい町なので見たことがない人も多いのではないでしょうか。

おそらく初めてこの結晶を目にした人は、朝にどれだけ眠けまなこでも、一発で目を見開くでしょうね。

「な、な、なんじゃこりゃー!」と松田優作のように。


寒いを通り越して痛い

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ここまでくると寒いという感覚は痛いに変化します。

ですので幌加内では町民同士「今日も痛いですね」と挨拶をするのが一般的です。




ジョークやがな。幌加内ジョークで・す・よ。

「今日も痛いですね」って、どんな町だよ。そんな町危ないわ。


と、今日もここまで書いていて、高校についてのことなど一切書いていないことに気がつきましたが、そろそろ字数も足りてきたのでいいかなと思います。

おそらく−32℃の世界が伝わったと思いますので。なかなか文章で寒さを伝えれる高校なんてないですよ。

幌加内高校以外にはね。(ふふふ。きまったぜ)


では−32℃の世界からは以上です。

アディオス。