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幌加内高校が沖縄の宮古島に分校を作るべき3つの理由

全校生徒約40人。
人口1300人の〝幌加内の中〟ではマンモス校と呼ばれています。

今の日本は幌加内を中心に回っています。
それでなければ、こんなツイートを幌加内高校が呟くはずもありません。

鹿児島県や高知県の方からも「ではうちの町は?」とリプがきましたが、そんな〝超〟南国の町々はもはや火星と同じ扱いです。

こんにちは。幌加内高校ですが何か?


沖縄大好き幌加内高校

つい先日、沖縄の修学旅行から幌加内へ帰ってきて、生徒はすでに気持ちの切り替えができているのに、まだまだ沖縄の風を引きずりたい幌加内高校。

なぜなら、担任の先生があまりにも沖縄人としか思えない風貌だから。

修学旅行前にアキレス腱断裂という大怪我を乗り越え、不屈の「沖縄に行きたい!」精神が実を結び、見事クラスの引率団として満喫の沖縄旅行を、、、じゃなくて、生徒の引率とサポートを行なってくれました。

クラスの生徒たちも、普通の先生に引率されるより、まるで現地の人よりも現地のオーラを出している担任の先生の方が安心して沖縄を満喫できたことと思います。

そうです。お分かりのように、幌加内高校が沖縄大好きというより、先生が沖縄大好きと言った方が正解かもしれません。

それでは、幌加内高校が沖縄の宮古島に分校を作るべき3つの理由を、全くの忖度なしに説明していきましょう。


1.生徒にとって大きいプラス要素

夏は、幌加内。冬は沖縄。
このスタイルで学習を行うことによって、学習能力と意欲は5倍に膨れ上がるという検証結果が、カメルーンのカメルーン国際教育大学で論文発表されたという噂をキャッチしました。

5倍ということは、1つの英単語を覚えるのに対して5つ覚えることができるということです。
相対性理論を理解するのに5日かかっていたところが、1日で理解できるということです。

こんなに学習能力が上がるということは、学習に対して必要なのはやはり「環境」が大切ということがお分かりになります。

幌加内高校はSDGsの観点を含め、自然環境の改善を目指していますが、学習環境の改善についても、しっかりと未来を見据えることができる、国内でも数少ない高校の一つです。

あとはPTAからの強いプッシュを待つとしましょう。


2.維持費の削減

全校生徒が3名だろうが、40名だろうが、校内で使用する暖房費は全く変わることはありません。

ただでさえ光熱費が高騰している今の世の中。
これらの光熱費を削減する一番の近道は沖縄の宮古島に分校を作ることで改善されるものと思われます。

「いやいや、光熱費の削減だけで沖縄って・・・」

これを読んでいる読者のみなさん、幌加内を侮るなかれ。

爆雪先進国(国内トップクラス)の積雪量を誇る幌加内では、学校の除雪費だけでも、かなりの経費がかかってきます。
そしてこれらの除雪がなくなることで、トラックや作業車の排気ガスがなくなり地球環境にとっても、幌加内の町内にとっても良いことづくめです。

やはりこれらのことを考えると、沖縄に分校を作ることで相当な経費削減になります。

まずは町議会に提言を行い、この事実を知ってもらうことが先決になります。


3.大人ばかりずるい説

最近はなんちゃらウイルスの出現により「ワーケーション」という新しい働き方が進められてきたのに、生徒にとっての「スタディーケーション」が全く進んでいない、今の日本教育。

幌加内でも東京に本社を置く「ユニヴァジャパン」と包括提携を結び、東京から社員がワーケーション目的で幌加内に滞在し、社員の方々が幌加内高校で出前授業を行なってくれたりもしています。

外国人の社員なども多いため、このような出前授業が行われるということは、人口1300人の町でもグローバルな学びを得ることができるということです。

北海道ではアイヌ文化を学び、沖縄で琉球文化を学ぶ。
これを行うことによって、これからの日本を支える幌加内高校の生徒たちが、世界に向けて日本の中に存在するネイティブの文化や人々を伝えていくことができます。

札幌の雪まつりでエイサーを踊り、沖縄の海でスキーウェアー。
そんな文化のごちゃ混ぜがあった方がイノベーションは起きやすいものです。


なぜ宮古島なのか?

「東洋一のビーチ」

そう称される宮古島の海は、沖縄本島や石垣島とは別格の海と言われています。

また、沖縄本島は人口が「密」すぎて、人口密度が日本で一番低い町の幌加内からすると、人酔いの危険性があります。

人口5万人程度の宮古島なら、そんなに「密」にならないのと、今後の更なる宮古島バブルを考えると、先行投資をして分校を作っておくのにネガティブ要素は見当たらないと見受けられます。

また、宮古島では多くの「奇祭」が行われるため、幌加内高校の生徒が「課題研究」の授業で、課題を研究するのに最適な材料になることが予想されます。

そしてなんと言っても、農業高校である幌加内高校が、宮古島に分校を作ることによりゴーヤの栽培、マンゴーの栽培、サトウキビの栽培など、北海道の農業では経験することのできない作物の栽培を学ぶことができます。

これらのことを踏まえても、沖縄の宮古島に分校を作らない理由が見当たりません。


あとは幌加内町教育委員会

〝町立高校〟の幌加内高校。
あとは、町にある幌加内町教育委員会が、この記事を読んで、

「そうか。そんなにメリットが多いなら宮古島に分校を作るか」

と、なってくれることでしょう。

なぜなら、町民も何かと理由をつけて分校に行ってみたいから。
分校に行ってみたいというより、宮古島に行ってみたいの方が先に来るかもしれませんが、どちらが先でも問題はありません。

きっと今頃、幌加内教育委員会ではこの記事を読んで緊急会議が行われていることと思います。
フットワークの軽さと頭の柔軟性の高い教育委員会として町内では有名ですので。

それでは、今後の幌加内町教育委員会の動きに期待しましょう。
沖縄の宮古島に分校を作って、勝手に姉妹都市提携も結んでしまいましょう。


めんそーれ、幌加内高校。

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