見出し画像

幌加内高校は今日も走り続ける。明日に向かって

走れメロス。走れボルト。走れホロミン(幌加内のゆるキャラ)走れ幌加内高校。

〝明日へ向かって〟

〝希望に向かって〟

〝未来に向かって〟

高校ポスターのキャッチフレーズっぽいことを並べてみました。だって公立高校だから。

こんにちわ。幌加内高校ですが何か?


幌加内のアクティブツアー

毎日ツイッターで色々な質問が寄せられる幌加内高校。

恋愛相談から学校のこと、幌加内の町のこと、ツイッターの中の人のプライベートな質問など様々寄せられています。

そんなに質問をしてどうするのかと考えることもあるのですが、そもそも質問を募集していたのは幌加内高校だったという、驚くべき事実。

これからの時代に大切なのは〝質問力〟ですからね。

質問する力は色々な応用が効くので是非ともつけて損はないスキルです。

さて、人口密度が日本で一番低い町(オリコン調べ)幌加内。

人口密度が低いということはそれだけ多くの自然が残っているということなのですが、幌加内の面白いところは、手付かずの自然を利用したツアーが面白いということ。

まるで北欧を彷彿とさせるスタイルに新しい自然との共存を見せてくれますが、その彷彿とさせる北欧に行ったことがありません。


ただし、日本国内で北欧と同じ空気を味わうなら幌加内ではないでしょうか。北欧行ったことないけど(2回目)

幌加内でアクティブツアーを体験するなら朱鞠内湖のウェブサイトから見てみるといいでしょう。

北海道の中でもトップレベルを誇る田舎町。

だからこその面白さですって。


幌加内高校アクティブ授業

アクティブと言えば大自然、大自然と言えば幌加内、幌加内と言えば幌加内高校、幌加内高校と言えばワカサギ釣り。

画像1

授業の一環でワカサギ釣りを取り入れちゃう幌加内高校。

そして生徒よりもワカサギを釣りたいがために、生徒そっちのけでマイ竿でガンガンワカサギを釣る教員。

これが幌加内高校の魅力です。

〝生徒そっちのけで楽しむ〟

学校の授業を楽しくするには、まずは教員が楽しむこと。生徒を楽しませるために教員が疲弊してしまっては本末転倒ですしね。

でも教員、生徒が一緒になって楽しむことができること、町と連携して町のフィールドを楽しむことができることは、教員、生徒、町の三方がwin-win-winになる画期的な授業です。

画像2

ご覧の通り、写真を一枚撮るのにまとまりが悪い幌加内高校ですが、少人数ゆえの団結力は幌加内湖の上に張っている氷のように分厚い絆で結ばれています。

しかし朱鞠内湖でのワカサギ釣り授業はこれだけでは終わりません。

町のフィールド全体で幌加内高校をサポートしてくれることにより、雪板などを使った遊びも提供してくれます。

画像3

とても脈動感のある画像ですが、転ぶ前に撮影した奇跡的なサービスショットを提供してくれるのが幌加内高校の生徒の素晴らしいとこではないでしょうか。

ブログやTwitterのことまで考えて、脈動感のある転倒を提供してくれるあたりはとても大人の行動だなと感じます。学校の評価としても高いものを与えてくれるかもしれません。

もちろん、昼食だってツアーの内容に取り入れてくれます。

画像4

氷上で食べるバーベキュー、ピザ作り(正式発音はピッツァ)は普段の美味しさの41.2倍くらいあるかもしれません。

〝おししくてほっぺが落ちそう〟なんて巷では言いますが、幌加内では〝美味しくて氷が抜けそう〟とも言います。

命がけのランチです。


みんな大好きいっくんが来た

意外にも北海道の地方の方が芸能人に出会う率が高いとまことしやかに、ささやかれています。

要因としては、地方ロケで芸能人が訪れる。ドラマや映画の撮影で訪れる。お忍びのプライベートで訪れるというのが北海道の特徴です。まあプライベートはそっとしてあげるのがマナーですが。

先日も幌加内にロケで訪れた、みんな大好きいっくん。

よくもまあ摩天楼の都、東京から雪深い幌加内の朱鞠内湖へやってきたものです。

特に雪のない町から来る人にとって、幌加内のふわふわの雪は、去年大ブレイクを果たしたふわちゃんよりもふわふわ感じることでしょう。

もし幌加内で芸能人を見たいのならば、朱鞠内湖へ足を運ぶと、誰かに出会うことができるかもしれません。

あら。相席食堂って結構面白い番組じゃないですか。


走れ幌加内高校

コロナウイルスで騒がしい一年を、疾走と走り続けた幌加内高校。

走り続けた結果、年度末で地元のフィールドを使った課外授業というミラクルなクラスを開講することができました。

画像5

三月だというのに一向に解ける気配を感じさせない雪の量と、湖の上に貼る氷の分厚さに幌加内の自然の雄大さを感じてもらうことができると思いますが、その自然を有効活用した幌加内町と幌加内高校の身内ファインプレーは、世界各国から賞賛されるべきでしょう。

「ホロカナイコウコウト ホロカナイノマチ メチャ スゴイワ」(ドイツ   メルケル首相)

「ワカサギツリノ ジュギョウッテ メチャ ウラヤマシイワ」(ロシア プーチン大統領)

「ホロカナイノ フユノシゼン ゴイスーヤンケ」(北朝鮮 金首相)

世界各国のトップから続々と届く声に幌加内としても応えてあげなければいけませんね。

町役場や朱鞠内湖でツアーを組む方々はお忙しいので、幌加内高校が変わってお応えします。

「朱鞠内湖ではワカサギ釣りの世界選手権やってるから、来年出場待ってるぞ」

お後がよろしいようで。