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地域の名産物は豪雪と極寒。そんな幌加内ですが何か?

「明日はしばれるよ」

そんな会話が町内でちらほら見られたら、それはもう間違いなくしばれます。

天気予報よりも予報しちゃう、幌加内の人々。

寒さと雪に関しては、日本一敏感な町民です。

こんにちわ。幌加内高校ですが何か?


爆雪先進国幌加内

世間では特別豪雪地帯という特別感満載の用語があるようですが、幌加内としては爆雪先進国の方がしっくりきています。

人口1300人程度の町なのに〝国〟と表現することによって、独立国家を匂わせ、政府に揺さぶりをかけています。

「おい、ニッポン。うかうかしてると幌加内は独立しちゃうからな」

今頃、首相は慌てふためいているかもしれません。

「官僚の偉いやつ、ちょっと来い!!噂によると幌加内が独立を企てているじゃないか!日本の首都は東京でも世界の首都は幌加内なんだ!なんとか独立を阻止しろ!」

今頃、国会では大慌てですね。そりゃそうだ。

国としては「特別豪雪地域」に指定しているのに、町としては「爆雪先進国」を貫いているのですから。

爆雪とは、雪で家が潰れるレベルのことを指します。家が潰れない程度の雪は幌加内からすると、雪とは呼びませんね。粉雪です。

ただしかし、幌加内では雪のことを〝愛〟と呼ぶこともあります。

爆雪を愛に感じれることができた時、幌加内での生活は豊かなものになります。

ほんまかいな。


ハワイを分かってない幌加内

いいですよね。ハワイって。行ったことないけど。

もはや、−25℃を超えると幌加内の町名はハワイに変更するということでいかがでしょうか?

気温によって地名が変わる町なんて、世界広しと言えど幌加内だけの特権です。是非とも町議会で議題に上がることを期待します。

何かと〝ハワイ〟という地名を使いたがる幌加内高校ですが、高校の見学旅行は沖縄でした。

北海道のハワイから日本のハワイ沖縄へ。来年の見学旅行はどこになるか、気になるところではありますが、問題は、幌加内高校がハワイの使い方をあまり分かっていないことです。

で、ハワイってどこですか?


テレビ局が楽している説

それでは様々な取材が多く、毎月のように何かとメディアに取り上げられている幌加内高校が、ツイッターにオファーが来る裏側を少し教えてあげましょう。

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まず、ツイッターのDMはこのようにメディアから直接連絡がきます。

幌加内高校のアカウントではニュース番組からの連絡が少なくないので返信も端的に「どうぞ使ってください」と一言で終わります。

もちろん最初の頃は「初めまして。幌加内高校です。本校のツイート動画が使用されるのですか?全く問題ありません、どうぞお使いください」と、それなりに返信をしていましたが、今となってはフリー素材のように「どうぞお使いください」の一言で片付けます。

その後のやりとりで「いつ、どこで、誰が?」撮影したかを聞かれ、テレビで報道する際の名前は何で出すかなど、ちょっとした取り決めを行います。

テレビ局としては、わざわざ極寒、大雪の幌加内まで来なくて済みますし、とても合理的なやり方だと思います。

よくニュースで使われるような動画で画面の上に「視聴者提供」と書かれているのは、大抵このやりとりを経てニュースになるということです。

そもそも日本の99%の高校がDMを封印しているのに対して、幌加内高校のアカウントはもれなく絶賛開放中のDMですので、色々来るんですよ。

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ラジオへの出演依頼なんかもこうやって連絡が来るんですよ。

他の学校もDM開放すればいいのにね。


まとめ

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今週も絶好調に寝苦しい夜を迎えそうな幌加内ですが、幌加内の−20℃超えは沖縄の海開きみたいなもんですね。

そろそろ有名タレントのD川さんあたりが−25℃を超える中、裸で朱鞠内湖に入って「やばいよ〜やばいよ〜!ここのスタッフ頭おかしいよ〜」と、撮影にでも来てもらいたいものです。

そんなことがあれば、幌加内高校のアカウントでもツイートしますね。

「D川さん、今日も体張って頑張ってますわ」って。


おわり。




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