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エスコンどすこい幌加内

かつて、北海道では読売ジャイアンツの試合しかテレビ放送をしていなかったというにの、今ではジャイアンツどころかセ・リーグの試合を全く見なくなった道産子生まれの人々。

「ダルビッシュは俺が教えた」
「大谷の二刀流は俺の言った通りになった」
「セギノールにバナナを与えたのは俺だ」

そんな〝自称監督〟のおじ様たちも夜の居酒屋では着々と増えている、オーロラの見える雪国、北海道。

さて、そんな野球熱を持つ北海道では北海道日本ハムファイターズが〝ボールパーク〟を作り上げ、先日幌加内高校の全校生徒たちは、野球観戦と共にエスコンフィールドを体感しに行ってきました。

何事も体感と経験が一番の教材。
百聞は一見にしかず。

こんにちは。幌加内高校ですが何か?


エスコンの優しさはバファリンと同じ

ライオン株式会社が販売するバファリンの成分には半分「優しさ」が入っていることを、多くの方がご存じのように、エスコンを運営する会社も優しさが溢れています。

今回は北海道の学校を対象に無料で野球観戦を招待してくれた、この日の相手はバファリンの会社、ライオン株式会社とは無関係な西武ライオンズ。

幌加内高校が野球観戦をしただけでX(Twitter)では色々な人が盛り上がってくれました。

もはやファイターズの二軍選手よりも知名度があるかもしれない幌加内高校は、そろそろスポンサーの募集をしてもいいかもしれません。

町内の蕎麦屋さんくらいしかついてくれないかもしれませんが。


エスコンの見どころ

エスコンに行って、野球だけを楽しむのはミーハーなファンだけです。
いや、純粋な野球ファンと言わなきゃ失礼ですね。

さて、こちらのミューラル(壁画)を知っている人は少なくないかもしれませんが、一体どこの誰が描いたものか知っている人は多くはないかもしれません。

こちら、東京に本社を置く「OVER ALLs(オーバーオールズ)」という、壁画を専門とするアーティスト集団。

国内の様々な場所にハイクオリティな壁画を描いては、日本を盛り上げアートの持つ力を遺憾なく発揮しています。

エスコンの隣にある北広島高校では学校の壁に彼らのアートが描かれている国内唯一の高校。

画力、迫力、魅力。
壁画一つに多くの要素が詰まっている唯一無二の集団です。

日本では壁に描かれたアートはいたずら書きと見なされることも多いですが、欧米などではこれらのものがアートの一部としてみなされることも少なくはなく、国内でもこれらのものが、彼らを通してアートの一部と認識されるようになってきました。

幌加内高校の校舎にもミューラルしてもらえないかな。



プロ野球はスポーツでありエンタメ

プロ野球ってある意味、興行なんですよ。
様々な土地で試合を開催して、多くのファンにエンターテイメント(娯楽・楽しみ)を与える、言わば〝魅了する人々〟

もちろん、選手たちの多くはアスリートという意識でしょうし、スポーツをやっている人たちですが、スポーツもプロのレベルになると、多くの人々を惹きつけるエンターテイナー。

しかしファンにとっては負け試合は、あまり嬉しいことではないのでしょう。

お世辞なんかは言いません。プロ野球の試合は、勝っても負けても相手があってのこと。

どちらの選手たちもプロであるからこそ、試合が成り立つもので、上手くいく試合もあれば、上手くいかない試合があるのも野球の楽しさでしょう。

確かに応援しているチームが勝てば嬉しいし、負ければ悔しいのは多くのファンが持つ心理。

しかし、多くの生徒が初めて見る生のプロ野球観戦は、全てのプレーが一流のプレーであり、人前でプレーをするということは、ほんの一握りの選ばれた選手にしかできないことなのです。

招待してくれたエスコン、プレーを見せてくれたファイターズ、ライオンズの選手、そしてOVER ALLsのアート。

エスコンフィールドよ、一流のエンターテイメントを常日頃、提供してくれてありがとう。

どすこい。

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