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保護者の間で学校のTwitterが人気であることについて

「最近、幌加内高校のTwitterを見たザマス。中々面白いじゃない。これからもどんどん発信してくださいな」

令和4年にもなって保護者が「ざます」という語尾を使っているかどうかは別として、ここ最近保護者の間でも〝垢バレ〟(アカウントがバレる)してきた幌加内高校のTwitter

そもそもSNSでこれだけ発信をしてきて、保護者にはアカウントがバレていないと思っていたことが幌加内高校の可愛いところ。

おそらく7、8割の保護者に垢バレしているかもしれませんが、そんな背徳感を感じつつも、今日も元気に幌加内と、幌加内高校の発信をしようじゃありませんか。

幌加内高校のアカウントは保護者参加型のSNS

こんにちは。幌加内高校ですが何か?


鋼のメンタル

学校のアカウントを運営するということは、ある意味毎日のメンタルトレーニングのようなものです。

〝このツイートは保護者にどう思われるかな〟

そんなことを頭がよぎった瞬間、スマホを操作する指は完全にストップしてしまいます。
もちろん、学校で指導する教員は生徒に対して真っ直ぐと向き合い、彼らの保護者に対しても真摯な気持ちを持って対応をしていますし、保護者とも生徒の動向や様子を確認しながら教育にあたります。

しかしながらそれとこれは別の話であって、幌加内高校のSNSやブログのあアカウントは保護者に向けたものではありません。

保護者を意識するならば学校の給食よりも、もっと普段の生徒の様子をツイートすることでしょう。
それに給食のことを〝定食〟とはツイートしません。給食は給食です。

では、幌加内高校のツイートは一体誰に向けたものなのか。

主なメインは幌加内町役場で最近一人ぼっちにも慣れている伊藤さんに対してのツイートです。

伊藤さんが、幌加内高校のツイートを楽しみながら見ることによって、役場の仕事は円滑に回ります。
役場の仕事が円滑に回るということは、町に活気が活気が沸くということです。

そして、その先には〝町立高校〟である幌加内高校が待ち受けています。

そうです。結果的に幌加内高校が円滑に回るために、伊藤さんに向けたツイートをしているということです。

保護者の方々からの「伊藤さんって誰やねん」というクレームはお受けいたしませんので悪しからず。


保護者に顔向けできない件について

Twitterを開設した当初は「こちらのアカウントはAI(人工知能)が運営しています」と責任逃れをしていましたが、学校という場所でそんな言い訳が通用することもなく結果としてブログでご挨拶をさせていただきました。

幌加内高校はご存知の通り「幌高商店会」や「幌加内新そば祭り」「旭川食べマルシェ」など、多くのイベントに参加する高校です。

保護者の中にはそれらを楽しみにしている人も多く、様々な場面で保護者と顔を合わせることが少なくありません。

そんな時、アカウントを運営している者の心拍数は目まぐるしく上昇しています。まるで好きな生徒と隣の席になった時のようなドキドキ感と緊張が体に走り、無意識に保護者から目を背けてしまいます。

〝こちらの保護者はTwitter見てるのかな〟

そんな心理状態で保護者の方との対面は、もはや罰ゲームさながら。

SNS上では面白おかしく、そして生徒の前では自信満々に大人ぶるくせに、保護者の前では、借りてきた猫のように丸くなってしまいます。

幌加内高校に来た際に、猫のような可愛さと愛くるしさが溢れている職員を見たら、それはもしかすると幌加内高校のSNSを担当している者かもしれません。

そんな可愛い職員を是非とも声をかけてみてください。

「最近、ツイート手抜きしてます?」と。

その問いに対して「にゃんにゃん」と答えが帰ってきたら、きっと担当者です。


そんな保護者へ向けた〝ふるさと納税〟

自分の息子に「お父さんもふるさと納税やった方が得だよ」と言われているのにも関わらず、ふるさと納税をやらない教頭先生ですが、仕事はきちんとやっています。

しかしながら幌加内へ住民税を納めてくれているはずなので、これはこれで良しとしましょう。

さて、ここで皆さまのお子様が生活をしている幌加内町からのお知らせです。

幌加内へのふるさと納税はお済みでしょうか?

幌加内高校で作っているパウンドケーキや、トマトジュースなども返礼品として使用している幌加内。

保護者であれば口にしたことがあるものばかりかもしれませんが、こちらのふるさと納税が行われることによって、SNSやブログを運営している者は幌加内役場から手厚い待遇を受けることになります。

「あなた様のおかげで町の税収が増えました。これはほんのお気持ちです」


そう言って、役場の産業課か地域振興室から幌加内産のそばをこっそり受け取るかもしれません。
幌加内町内で横行している〝そば賄賂〟ですが、残念ながら幌加内高校では生徒が手打ちしたばかりの〝生そば〟が食べれるので、そば賄賂に関しては受け取りの拒否を先にさせていただきます。

ここらへんまでしっかりと、保護者に宣言できる職員の〝透明化〟は皆様に安心感しか与えないことでしょう。

安心安全の幌加内高校です。


とりあえず

保護者が学校の発信を楽しみに見ることができるのは、いいことかもしれません。
特に、8割以上の生徒が寮生活を行なっていますので、多くの保護者は学校の普段の様子を知りたいはず。

英語のアシスタントティーチャーの前職までクイズ形式で教えてくれる高校は、国内でも幌加内高校だけでしょう。

元FBIの捜査官ではなく、元心理学者のアシスタントティーチャーですが保護者も含めて幌加内高校のSNSに参加できたのではないでしょうか。


生徒も保護者も職員も楽しく。


そんな新時代のハイスクールを行く幌加内高校。
「ハイスクールララバイ」なんて曲もありましたが、今の高校生にはわからない世界観でしょう。

生徒は楽しく学び、保護者は安心した生活を。

多くの生徒や保護者が理想とするところであり、そのような学校が増えることにより様々な世の中の問題も解決するかもしれません。

上手く綺麗にまとめたので、どうぞ保護者の方々の清きふるさと納税をお願いいたします。
保護者じゃない方からのふるさと納税も遠慮なく受け入れている幌加内町からでした。


ララバイ。

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