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2024年幌加内高校、動きます

年明けから色々と落ち着くことのない、魏の国、日本。

自然災害や人的災害、世間を騒つかせるような著名人のニュースなど、矢継ぎ早に国内が動いているのにも関わらず、安定の爆雪が幌加内町に降り注ぐ今日この頃。

冬休み真っ只中の生徒の皆々様はいかがお過ごしでしょうか。

ゲームをやり続けたり、動画を見続けたり、お菓子を食べ続けたり、だらだらし続けたりしている人もいることでしょうが、継続は力なり。

おっとっと、継続は力なりと言いますがこれらの継続は力にならず、自堕落な習慣を身に纏ってしまう、悪き習慣かもしれません。

そんな悪き習慣から素早く抜け出させてくれるのが、北海道の小さな小さな田舎町に属する幌加内高校です。

寮生活万歳。

こんにちは、幌加内高校ですが何か?



世にも不思議な現象

昨年は幌加内高校、開校以来不思議な現象が多発し、まるでバイカーや旅人の中でブームの兆しを見せつつある、幌加内高校前での撮影と、Xを含む様々なSNSへのポスト。

特に、雪のない時期では、多くの人がツーリングに来る町なので幌加内高校前での撮影が流行り始めました。

誰が始めたことかは覚えていませんが、数年前からじわじわと広がりを見せていた幌高前ポスト。

特に休日のポストが多めでしたが、平日に撮影をしている皆さん、校舎内からは皆さんが見えていますよ。
ふふふ。

しかしながら、雪の中でも幌加内高校前で撮影をしていくチャリダーも現れ、もはやこの現象を止める術は本校にはありません。

冒険心いっぱいの方々なのでしょうか。
おそらくこのまま北は稚内の最果てを目指し、ペダルを漕ぎ続けたことでしょう。

その強靭な精神たるや、本校の生徒の心に深く深く刻まれていきます。
あまりにも深く刻まれすぎて、心に穴が空いてしまった生徒もいるかもしれませんが、心の穴はクラスメートの友情が埋めてくれるに違いありません。

いつかは幌加内高校の生徒も自電車で宇宙一周などをして、いずれ母校である幌加内高校で講演してくれたら面白いですね。

「宇宙では無重力なんで、ペダルを漕いでも全く前に進みません。なので諦めました」


そんな期待はずれの母校講演、楽しみに待っています。



大阪アンバサダー

大阪では万博が開催されるとかされないとか。
万博のアンバサダーになっている著名な人も辞めるとか辞めないとか、色々世間で賑わいを見せているようですが、幌加内の大阪でのアンバサダーはやはりこの人。

99%の人が心の中で「誰やねん」と呟いたことで、その呟きは幌加内まで秒速で届いております。

そうです、幌加内が誇る、幌加内のアンバサダーは大阪でラジオ番組を持っている大山さんなのです。

幌加内に縁もゆかりもなかった、大山さんですがいつの間にかアンバサダーとして活躍をしてくれています。

そして、幌加内高校の生徒までも番組出演をさせてくれ、幌加内の魅力と魅惑を、水戸泉関の土俵上での塩まきのように大阪で振り撒いてくれています。

2024年も、もっともっと振り撒いて、なんばグランド花月で話題になるほど大阪で幌加内ブームを席巻させてくれると、幌加内も大いに盛り上がります。

大山さん、大阪での幌加内ブームはあなたの肩にかかっています。
是非とも幌加内アンバサダーとして、よろしくお願いします。

これにちなで、人口1260人の幌加内でもグランド花月が新設されるなんて噂もありましたが、そんな話は〝事実無根〟です。



それでも学校は動く

明日もまだ冬休みですが、幌加内高校はすでに動いています。
生徒がいなくても、学校は動きます。

生徒のいない、校舎内。
職員室ではパソコンのタイピング音が鳴り響き、体育館や廊下では静寂が寂しさを物語っています。

誰もいない教室。使われていない手洗い場。靴のない下駄箱。

時間が止まってしまったかのような冬休み中の学校内は、まるで映画の撮影だけに作られた、フェイクのような錯覚を起こしてしまいますが、そんなことはありません。

人口1260人の小さな町の小さな高校は、幌加内町という大地に根を張り堂々と聳(そそ)り立っています。

国道275号線沿いには、幌加内高校、幌加内中学校、幌加内小学校と立ち並び、学校という学校を全て眺めることができるでしょう。

観光名所が学校という珍現象が、起こる全国でも珍しい町なのです。

昨年は「何コレ珍百景」でも取り上げられましたしね。
今年も楽しみ。


2024年の新年ブログ、コレにておわり。

謝謝。





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